JST ERATO河原林巨大グラフプロジェクト Newsletter

JST ERATO河原林巨大グラフプロジェクト

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プロローグ

国立情報学研究所 河原林教授が立ち上げてた「ビッググラフプロジェクト」という、チームの活動をまとめたニュースレター作成の依頼がございました。

今日、「ビッグデータ」等の言葉もよく耳にするようにはなりましたが、聞きかじった印象だけでデザインして、研究者の皆様が求めるイメージと離れてしまってはならないと感じました。そのため、事前にクライアントに、実際に作成された「ビッググラフ」のデータをいただいてどのような研究をされているのかを知ったり、プロジェクトのwebページを拝見したりしながら、営業担当ともイメージの擦り合わせを行いつつ、慎重に進めていきました。

デザイナーの思い

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デザインに落とし込むにあたって、お客様が行っている研究内容を私なりに勉強し、「ビッググラフ」とはどういうものをいうのか、どのような形をしていて、どのような情報を含むのか等、理解したうえで作成しました。

巨大な情報網をもつグラフをまずイメージし、ネットワークが連なってどんどん膨らんでいくような感覚をシンプルに表現しました。色は比較的明るめに、たくさんの情報、研究の中にひらめきを感じるような色をアクセントに置き、デザインしました。

個人的な話になりますが、私は数学が大の苦手。数字や理論を、それとは対極にあるような「感覚」や「想像」で表現するのは大変な作業でしたが、その中でも説得力のあるイメージを捕まえる作業は、デザイナーとして表現の幅が広がり、とても手応えのある案件であったと感じています。

エピソード

今までもこちらのクライアント様のお仕事をさせていただいたことがあったため、研究内容に関しては、うわべだけではありますが存じ上げていたつもりでした。しかし、ピンポイントな研究内容をデザインで表現するのは苦労の連続でした。

「ビッググラフ」という聞き慣れない呼称に固執しすぎて、自分のイメージが、お客様が持っているイメージとなかなか合わず、繰り返し校正のやりとりがありました。それでも、徐々にイメージが形になっていく行程は、デザインの奥深さと楽しさを改めて感じるものとなりました。

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