学術情報を発信するニュースレター J×J Supporters

「J×J supporters Newsletter」はレタープレス株式会社が発行する「学術情報」発信に関するNewsletterです。

[No.21]
(2019年5月31日発行)

J×J サポーターズ ニュースレター


COPEとは?- Academic Information –

COPE_LPhakase学術出版でよく聞く「COPE」とは、出版規範委員会(Committee on Publication Ethics: COPE)のことです。
この出版規範委員会の歴史は、ある雑誌の英国の編集者が、年に4件もの不正行為に遭遇したことが、始まりでした。この編集者は、このことが異常かどうか疑問に思ったため、関係する編集者を集め、比較的小さなグループ内で相談しました。
1997年、その最初の会議では、「著者同士の論争や、ねつ造など、あらゆる種類の研究上の不正行為を編集者は見てきたこと、そして他の編集者の助言を得てこれらの事象にどう対処するかについて意見を交換することはとても有益」ということが分かり、現在のような、多くの出版社や、編集者が参加している出版規範委員会につながっています。

COPEでは、学術論文の出版倫理を議論し、規範(ガイドライン)を制定しています。その規範が世界の学術雑誌の編集者や出版社の助けとなっています。
また、今までCOPEメンバーが遭遇した不正事例について、どのように解決したかなどのフローチャートが公開されています。例えば「公開 された記事で画像操作が疑われる場合の対処方法」や、「ピアレビュー の操作が疑われる場合の対処方法」についてフロー化されています。COPEはすでに発行している出版物でも起こりうる、数多くの問題についても紹介しています。

不正が疑われる場合の対処方法のほか、この事例が不正にあたるのかなど、事前に不正行為を理解するためにも一読したい情報が多数載っています。

(参考)
Committee on Publication Ethics, https://publicationethics.org/(参照日:2019.04.01)

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セミナー参加でのお役立ち情報- Supporter’s Activity –

2019年2月18日「RDUF公開シンポジウム~研究データ利活用のさらなる促進のために~」に参加してまいりました。

◆主なプログラム

・研究データ利活用協議会の活動報告
・招待講演 【超多項目(2000)健康ビッグデータをどう活かすか? -研究データの戦略的利活用によるオープンイノベーション2.0
への挑戦-】
・小委員会活動報告
 ・データ管理計画:DMP
 ・研究データのライセンス検討プロジェクト
 ・国内の分野リポジトリ関係者のネットワーク構築
・小委員会活動紹介
 平成31年発足小委員会「リサーチデータサイテーション(RDC)」

◆研究データ利活用協議会の活動

研究データ利活用協議会の活動は、オープンサイエンス推進に向けて、これからますます研究データの利活用が重要となる時代に、さまざまな分野や立場の関係者が議論・情報共有を行っています。
研究会・シンポジウムのほか、4つの小委員会があり、それぞれのテーマに沿って、小委員会メンバーが活発に議論を行っているそうです。また、メーリングリストもあり、そのなかでの情報のやり取りが行われています。

◆小委員会活動報告

4つの小委員会の2018年度の活動報告がなされ、参加者からの質疑 応答や、積極的な意見交換も行われました。それらの意見等も踏まえて、これからも小委員会内で議論等を進めていくようです。

◆今後について

今後も提言やガイドラインの制定などに向け、協議会・研究会及び 小委員会で活動が行われていくようで、随時参加者も募集されています。研究データの利活用に興味のある方ならだれでも、無料で参加可能です。

弊社の社員も小委員会に参加しており、今後も研究データの利活用の最新動向を追っていきたいと思います。

研究成果の登載についてもご相談ください!!03-6261-2707受付時間 9:00-18:00 [ 土日祝日除く ]

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相談解決事例 - Supporter’s Skill –

今回のご相談 :『請求書発行業務の委託について』

今回のSupporter’s Skillのテーマは、請求書発行業務についてです。学協会事務局様の業務は、範囲・運用方法含め各学協会様によってさまざまだと思いますが、共通して大きなご負担となっているのが、学会誌発行に関わる業務と、会計管理に関わる部分かと思います。学会誌発行については、業者に任せれば解決!!とお伝えさせて頂きたい所ですが、お金に関わる部分は、なかなか外部の業者に任せるのはご不安であり、理事会の了承も得られにくい部分かと思います。

多くのそう思われる学協会様にご案内させて頂きたいのが、会計管理の中で請求書の発行だけを分離して、委託頂く方法です。年会費や大会参加費など一括でお送り頂くものは 論文誌等へ振込票を差し込むことで手間なくお届け頂けるかと思いますが、【別刷り費用・掲載料、書籍の販売費用】などは、個別に作成・発行が必要な上、発行頻度も多くなりがちです。弊社では、制作させて頂いている論文誌の、著者校正時に掲載料を併せてご請求させて頂いたり、書籍の在庫・ 販売管理と併せて請求書を発行させて頂いたりもしています。

会計管理の中でも手間のかかる請求書発行のみの委託について、一度ご検討頂けますと幸いです。

学会事務代行業務についてもご相談ください!!03-6261-2707受付時間 9:00-18:00 [ 土日祝日除く ]

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当社のSpecialist -Episode 7-

経理・総務部 主任 寺本 恵太

【書類作成のスペシャリスト】
事務局様に代わり、別刷りや掲載料など著者に直接請求する価格を規定に応じて算出し、必要書類を作成・入金管理を行います。

【インタビュー】

請求書類等の作成・入金管理を行う際に一番、気を遣っていることは何ですか?
“お金に関すること”なのでかなり神経を使いながら業務を行っております。
また社内でもコミュニケーションをしっかりとっていかないと進められない業務なのです。

teramoto当社では「ページ単価×ページ数」で請求することが多いです。それに加えて「カラーページはあるか?あれば何ページ?」「別刷(冊子の一部分を印刷する事)はあるか?」などなど、ほぼすべてのものをオーダーメイドで制作しています。出来上がるモノが違えば、そのパターンだけ請求書を作成する必要があります。制作の部署・著者の方とやり取りをする部署との連携が欠かせません。
請求書を送付した後に入金がございます。入金管理といっても お客様によって「請求書が届いたらすぐ支払う」「請求書が届いたらその月末に支払う」等、お支払い頂くタイミングがまちまちです。これらを整理しながら処理していくのは大変です。そしてごくまれにですが、督促をすることもございます。その際には「本当に入金がないのか?」と入金履歴を追っていっています。間違えるとトンデモナイコトになってしまうので、より一層慎重 に行わないといけないですね。
ただ“お金に関すること”をお客様からお任せ頂いている=「信頼」だと思っています。お客様から頂いた「信頼」をしっかりお返ししつつ、お客様にとって煩雑な業務の手助けになればいいなと思います。そうすることで“お客様が本来の業務に集中”出来たらいいなと思っています。

新米サポーターより - 編集後記 –

新人サポーター
令和一発目のJ×J supportersニュースレターは、書類作成や事務業務の話題が多くありました。これを機に和暦表記から西暦表記へと変更されるお客様も多いようです。次号からはもしかすると、このコーナーは、『三代目新米サポーターより』に変わっているかもしれません。これからも皆様に有益な学術情報をお届けできるように、東京営業所一同努めてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!