学協会様の悩み - 本文が読みづらいと感じるが、どうすれば良いのか?

レタープレスXML制作実績
海外へ向けて欧文学術誌を発行している学協会の編集委員会より、現在の学術誌の本文が読みづらく、
「なぜ読みづらいと感じるのか」
「より読みやすくするために、何を変更すればよいか」
とご相談いただきました。

本文を「デザイン」することでより『伝わる』学術誌へ

まず、体裁の変更をご提案する前に、現状のページの内容を構成する『要素※1』を1つ1つ確認し、その『要素』の中から、改善が必要な項目を洗い出しました。

その後、本文の体裁・レイアウトに『改善する項目(要素)』『現状のままで良い項目(要素)』を落とし込み、『全体を最適化』して本文を「デザイン」いたしました。

編集委員会へはご質問に対する回答とともに、本文のデザイン変更を提案いたしました。

現状の本文の読みづらさについて:
    本文の可読性を左右する構成要素で、一部改善が必要
    本文の構成要素のバランスについて、全体の最適化が必要
(現状は要素全体のバランスが悪かった。)

現在、この学術誌では弊社がデザインした本文レイアウトをご採用いただいております。また採用後も、近年の海外出版社の学術誌の動向を踏まえて、書誌情報の追加や『要素』の配置情報を変更させていただき、さらなる改良を行っております。

※レタープレスが考える、ページを構成する『要素』とは本文のデザインを構成する、文字間隔、1行あたりの文字量、行間、改行位置のバランス、フォントサイズ・種類、図版の位置、柱や脚注の位置など。文章は様々な要素の組み合わせとバランスでデザインされており、本文の可読性(読みやすさ)の優劣は『要素ひとつひとつの最適化』『要素全体の最適化』が必要と弊社は考えております。

solution

 

この『学術誌 発行ソリューション』のポイントとは

2つの文章を見比べてみて、同じ文字数・フォントなのになぜか一方の文章の方が読みやすい、または文字が小さい文章の方を読みやすいと感じることもあるかと思います。
いかに本文をうまく「デザイン」しているかが、読みやすさの鍵であると弊社は考えています。

  • 本文の改善要素の洗い出し
  • バランスを崩している構成要素を改善しつつ、全体を最適化して読みやすく

その他のご相談事例はこちら

 

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レタープレス大学向けサービス
レタープレス株式会社は創業から130年以上、学術誌・学会誌発行などのサポート業務を日本の学協会や大学から多く受託して参りました。

学会誌印刷をはじめ、査読手配、校正確認、著者校正手配、学会事務局運営に関するノウハウを蓄積し、専門性の高いスタッフがサポートしてまいります。

お問い合わせいただきました内容については、レタープレスで長年のノウハウから学会様にとって最良のご提案をいたします。